2020年2月8日土曜日

シークレットへ

 いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 前回、椿の森をご紹介した最後に、何やら シークレットの案内表がありましたね。お待たせしました。では、そのシークレットをご紹介します。案内に従って、矢印のほうに歩いていきます。5分ほど森の中を歩くと・・・・



 
 ごらんの通り、眼下に羽伏浦海岸が見えてきます。


 
 海岸まで下りてくるとご覧の通り、まさに訪れた者だけのプライベートビーチです。それで、シークレットと言われています。



 
 南側の風景です。遠く三宅島が見えます。




 北側の風景です。この後、この海岸を北に向かって歩きます。


 歩いている途中で撮影した三宅島(左)と御蔵島(右奥)です。



 そしてここから、新島が直面している大きな課題についてご覧いただきます。
 昨年10月の台風19号による、高波の浸食で白砂の崖が侵食されてしまいました。また砂浜も遠浅でなくなり、今も現在進行形で崖が日々侵食されているのです。ご覧の通りです。


 
 崖の上はこのような有様です。今にも、崩れてきそうです。



 ここは、かつて海岸に降りられる道があったのですが、その跡形もなく断崖絶壁になっています。宙づりになっているブロックが痛々しいです。


 
 そして、侵食の現場です。押し寄せる波が崖の裾を削り始めています。遠浅の海岸の時は、このようなことはありませんでした。



 終着です。この海岸を歩いてきました。台風が来る前は、絶好の散歩道でしたが、今回歩いてみて、とても怖くなりました。下の写真、左の海岸からは打ち寄せる波が、右の崖はいつ崩れくるかわかりません。もう、ここは歩けません。新島名物の海岸がこのようなことになってしまい、とても悲しいです。
 台風は何と無情なことか、それとも台風も含めてこの世にあるものは常に変化しているのでしょうか。いろいろと考えさせられました。


  野分き去り 白砂削る 荒波の 無情なりしか 諸行無常か 







2 件のコメント:

  1. やまなみさん、こんにちは。
    新島観光協会さん、シークレットなのに、抗火石(でしょうか?)の案内で教えてくれていて、親切で面白いですね(^^)
    その道からしか行けない場所なのですね。シークレットなビーチ、晴れた日はきれいな海と空が素晴らしい景色を見せてくれそうですね。
    それにしましても、昨年の台風で島の受けた影響は大きいのですね。やまなみさん、お気をつけてお散歩されてくださいね。そこにはもう行かれないとのこと、是非是非そうしてくださいね。今回ご無事で良かったです。宙吊りブロックも怖いです。。
    いろいろな、新島の海や砂浜のお写真、ありがとうございます♪

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  2.  yuukiさん、コメントありがとうございます。いつもご心配おかけしてすみません。もう、危険なところには行かないようにします。もうこれ以上新島が侵食されないことを願います。新島の観光案内板はシークレットのように抗火石を使っているものが多しです。この石が細かく砕かれたもので新島の白砂です。軽石みたいな石ですので、加工しやすく、また砂になりやすい石です。

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