別れの春 うらら

　いつもご覧いただき、ありがとうございます。
　今日の新島は、朝から嵐で、サルビア丸も欠航となりました。東京本土の方は、大雪警報が出ていて、心配しています。しかし、新型コロナウイルス感染防止のため、多くの方は外出を控えていらっしゃると思いますので、混乱はいつもに比べたら少ないかもしれませんね。でも、明日の通勤時、コロナだけではなく足元にも滑らぬようお気を付けくださいませ。

　さて、先日、３月２６日に、用事があり新島の港に行きました。とても春麗かな日和で気持ちがよかったです。
　「暑くもなく、寒くもなく、花粉もなく」といった陽気で快適でした。
　港の桟橋では、３月下旬ということで、仕事や進学で新島を離れる方々の離島の儀式が行われていました。写真のサルビア丸の船体に多くの紙テープがなびいていますが、お別れの儀式のものです。

　
　道端の花壇も春爛漫です。

　こんなに穏やかな海も久しぶりです。

　伊豆半島の先に雪の白富士が見えます。

 　サルビア丸東京行きが入港です。白の船体が輝いています。

　離島する人たちとの別れの儀式です。

　紙テープが切れても、港では見送る人たちがずっと手を振っていました。

　涙拭く　別れの船出　春うらら　錦の帯よ　絆は切れぬ　

春の新島

いつもご覧いただき、ありがとうございました。
　
　今日の新島は、春爛漫の陽気で、上着がいらないくらい暖かです。午後になって、やや南風が強くなってきました。今、卒業の季節を迎え、空港や港では送別の人たちで賑わっています。道を行けば、色とりどりの花が咲き始め、明日葉の茎も太くしっかり育っています。

　こちらは、新撰組最後の隊長で、新島に流刑となった　相馬　主計（そうま　しゅけい）氏の碑です。新島では、寺子屋を作り教育にあたり、島民から慕われていました。
その碑の前は花壇となっています。

　ツツジの花です。

　こちらもツツジと白い可憐なお花です。

最後に、花の写真ではないのですが、きょう近所のスーパーで駅弁の特売をやっていて、めったにないことなので、買ってきました。青森県の駅弁がいくつも並んでいましたが、私はご覧の海鮮ずしを買ってきました。

　こういった駅弁企画は、船が欠航すると消費期限が過ぎてしまうので、営業的には危険が伴いますが、島民のために企画してくれました。ありがたいです。今日の夕飯は、これと明日葉のお浸しと、もちろん缶ビールです。🥂

　　春の島　そぞろ歩けば　花の演　駅もないのに　駅弁買うて

竜巻速報

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　きょうのお昼前、伊豆諸島北部に竜巻が発生しました。伊豆半島方面に２本、羽伏浦方面に１本。
　そして、自分の真上に恐ろしい渦を巻いた雲。この渦を巻いた雲は、幸い竜巻には成長しませんでした。被害がなくて本当に良かったです。


天と地を　結ぶ双竜　ご降臨　水煙高く　恐ろしきなり


　
　１枚目の写真ですが、奥の陸地は伊豆半島です。２本の竜巻が、海水を巻き上げています。でも、サルビア丸と飛行機は、ともに、竜巻が去るのを見届け、出航しました。



　２枚目の写真は、上空の渦雲です。漏斗がおりかけてきましたが、それ以上成長しませんでした。もし、この漏斗が地上に降りてきたら、大変な被害になったことでしょう。
　

　

雹が降りました

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　今日は、午前中お散歩に行こうとしたら、積乱雲がもくもくと、雷鳴がとどろき、雨が降り出しました。すぐにおうちに戻り、慌てて洗濯物を取り込みました。ところが、１時間ほどすると、先ほどの黒い積乱雲が消えてなくなり、すがすがしい青空が広がっているではないですか。再び、洗濯物を干してお出かけしました。

　海岸に行くと、何やら雪のような白いものが・・・よく見ると雪ではなく雹でした。先ほどの積乱雲が降らしたものです。でも、海を見ると、そこは光に満ちた春の海。

　雷鳴の　とどろく浜に　氷降り　晴れたる空に　春の海かな



　新島では大変珍しい雪（雹）景色です

　そして、春の海。
　きょうも、この桟橋の先端でかじやベーカリーのパンを２つ食べました。

　春の海と澄み切った快晴の青空

早春の花

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　新島の３月は、低気圧の通過が頻繁にあり、真冬よりも時化るときが多いです。今日の飛行機は、全便欠航となりました。また、今晩のサルビア丸も欠航が決まりました。
　明日の飛行機は飛ぶかどうか心配です。

　そんな中でも、確実に春へと季節は移ろうとしています。散歩していると、いろいろなお花が色とりどりに咲き誇っています。

　春近し　弥生三月　花の道　けふは時化ても　あすは飛ばせよ



　小さな祠とつつじのお花　つつじは内地だと五月ですね

　
　水仙です

　白いお花はフランス菊です　　

　花の競演です

　同じく花の競演です

　

港を守っています

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　今、新島港とその付近の海岸は、護岸工事が行われています。冬の西風の高波を受けて波けしブロックもお疲れのようです。古いものはお疲れさまと引退し、新しいものが交代で取り付けられています。公共工事はお金がかかりますが、離島防衛は大切なことです。
　頼もしいお船や建設機材がとてもかっこよいです。大人の社会科見学みたいですね。

　
　西風の　高波耐えて　守りきた　波消しの雄　取り換えませう


　いつもは釣り人でにぎわう岸壁ですが、現在作業中です

　新たな波消しブロックです。ここで作っているんです。運ぶの大変だから。
　

　
        これは、今建設中の津波避難タワーです。いざという時、命を救います。

　
  　建設中の津波避難タワーと　さるびあ丸（次の停泊地　式根島に向けて出港中）

　今日は日曜でお休みですが、この船は古いブロックを引き上げるお仕事をしています。