2021年12月19日日曜日

若郷 波高し

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 今日は冬型の気圧配置となり、北国は大雪となっているようですね。その寒波をもたらす北西の季節風ですが、ここ新島では西風となって、海は大しけとなります。

 本日は、所用で若郷に行ってきました。ここは、かつては新島若郷村として独立した自治体でした。その後、新島本村と合併して、現在の新島村となりましtた。でも、新島本村とは異なる独特の落ち着いた雰囲気があります。

 また、現在も、役場の支所、診療所、警察署などがあり、かつての独立村の面影があります。きょうは、西風が吹きすさぶ若郷の海の様子をお届けします。

 冬の海 東は安房よ 西は伊豆 本土に近し 新島若郷

 

 若郷東の高台です。わかりづらいですが、安房の国、房総半島が見えます。


 同じく東側、北に大島が見えます。


 こちらは西側、伊豆半島が本村より近くに見えます。  


 富士山も近くに見えます。伊豆急行線沿いの街並みもよく見えます。内地が身近に感じられます。 


 利島は目の前です。

 荒海の中、若郷漁港より船が出ます。

 

 無事の航海を祈ります。


 勇ましいですね。


 若郷東海岸の淡井浜です。こちらもサーフスポットです。風下のため波静かです。


 淡井浜近くにある神社です。


 神社の裏は断崖絶壁となっています。



2021年12月12日日曜日

十三社神社 例大祭

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 新島にある十三社神社は、秋の収穫祭が12月8日に毎年行われています。江戸時代から続く伝統です。これは、内地でいうと勤労感謝の日に行われる新嘗祭あたるものです。新島では11月いっぱいは、くさやの原料となるムロアジの収獲やサツマイモの取入れが行われているので、それが一段する12月にこの収穫祭が行われるようになりました。

 この収穫祭のことを、例大祭といい、前夜祭の7日の宵宮では夜店もでて、子供から大人まで楽しめる大変にぎやかな夜となります。でも、ここ2年間は感染症の影響で、神事のみで大変寂しいものとなりました。

 宵宮の 寂しき夜に 神事のみ 例大祭に 星空光る


 誰もいない参道です。


 神殿が見えてきました。

 

 翌日、例大祭本番です。


 神殿です。


ねこたんです。 

 宮塚山です。きょうは穏やかな一日でした。

 羽伏浦海岸にはいい波が押し寄せていました。

 満潮の時の波は迫力があります。

 南側です。波打ち際と崖が迫っています。こういう時は歩くと危険です。

2021年12月5日日曜日

稲荷大明神

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 この週末は、土曜日は西風がとても強く、寒さを感じましたが、きょう日曜日は風は落ち着き良い日和となりました。きょうは新島の稲荷神社をご紹介します。歩いて行けるところですが、森の小道の奥にあり、遊水池を湛えています。新島にも遊水池があるのです。砂地の岩山に降った雨が伏流水となって湧き出ているようです。そこにお稲荷さんを祭っています。お稲荷さんは、農耕の神様でいらして、この湧水を神の恵みと崇められてきたことと思います。

 時を経て 湧き出でたるぞ 稲荷堂 お狐様の お守りどころ


 山の小道を少し分け行ったところに赤い鳥居があります。手前に水が流れ出しています。

 

 稲荷大明神の幟です。


 湧水の水です。赤い実がなっています。


 豊かな水源です。


 稲荷堂です。

 鳥島です。


 温泉が排出されています。


 道路一面に湯気が立っています。


 猫たんです。


 赤ちゃんだった子猫も余裕で成長しています。もう一方は?


2021年11月28日日曜日

穏やかな一日でした

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 今日の新島は、一年でも大変珍しいほどの穏やかな一日となりました。先週は荒れた天気が続きサルビア丸が欠航となった日もありました。人の生活を左右する島の天気、恨めしく思うこともありますが、恵みをもたらしてくれる存在に違いありません。

 嵐さり また嵐来て 嵐去る その暇(いとま)にぞ 恵みもたらす

 

 本日の十三社神社です。背後には神々しい岩肌がそびえます。

 三宅島と御蔵島です。はっきりと見えますね。

 三宅島近くの無人島、大野原島の岩礁も見えます。

 連絡船「にしき」と富士山です。

 浜に打ち上げられた軽石です。

 人の影が長く伸びます。

 にしきが式根島に戻ります。奥の地内島がにしきを見守ります。

 

 夕日の中を進む にしきです、

 日没後の三郎浜です。


 

2021年11月21日日曜日

軽石対策しています。

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 伊豆諸島では、軽石対策が始まりました。防油柵(オイルフェンス)を港に設置し、係留している船に影響がないようにしています。今のところ被害はありませんが、大量に漂着しないことを願うばかりです。

 私は明日から所用で内地に出かけます。あすのサルビア丸は条件付で出航予定です。しかし、内地から帰ってくる時に、軽石の影響でサルビア丸が航行できない事態になったらどうしようかと思います。こちらもそうならないように願うばかりです。

 気まぐれな 軽石浮かぶ ぷかぷかと 島の暮らしも ぷかぷか揺れる

 防油柵です。策の右側に船の係留場となっています。


 連絡船にしきがやってきました。


 いつもなら柵の向こうの桟橋を利用します。

 崖崩れ跡ですが、見るたびに崩れが広がっているような気がします。

 11月下旬ともなれば、夕暮れも早いです。

 これは何でしょう。抗火石で造った不思議な造形作品です。

 先日、内地からの帰りの飛行機からです。富士山が見えます。

 富士の白雪です。上空から見る富士山もきれいです。




2021年11月14日日曜日

お久しぶりです

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 久しぶりの投稿となります。皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。この間、季節が冬に向かい、西風も強く吹くようになりました。同時に、冬ばれの青空に富士山も見えるようになりました。

 沖縄の方では、軽石の漂着が問題になっていますが、ここ新島でも僅かですが軽石が確認されました。自然の営みには逆らえませんが、船の運航に支障をきたさないようにと願うばかりです。軽石もそうですが、プラゴミの漂着の方が深刻のような気がします。

 時を経て はるか南の 岡の場の 軽石流る 黒潮街道



 先日内地に出かけて際、サルビア丸から高速船に乗り換えるため、大島で途中下船した時、停泊していた都立海洋国際高校の船です。


 生徒さんたちが実習の作業をしていました。

 季節風が吹き、村内の街並みからも富士山が見えました。

 くっきりと姿を見せた宮塚山です。

 長栄寺の山門です。私も早く方便を解き放ちたいです。

 波高し、富士の白峰も高し。

 軽石です。小さな貝が付着しているので、時間が経っていると思います。

 細かな軽石ですが、プラゴミの方が気になります。

 潮だまりに浮いている軽石です。

 南側の入り江にも軽石が浮いています。

漁船のお帰りです。