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初夏のお散歩、いよいよ石山展望台へと向かいます。前回の(3)では、小さな噴火口もどきをご紹介しましたが、今回は中心となった噴火口が見えてきます。そこは、抗火石の採石場となっています。道の途中に、菫の花が咲いていました。火山灰の白砂と抗火石のなかで、たくましいです。
菫咲く 砂に根を張り たくましく 道行く人に 何も語らず
菫の花です。
さるびあ丸が新島港を出港、お隣の式根島に向かいます。約20分ほどです。
サルビア丸です。穏やかな航海です。写真左下の黒いしみは、写真機の不具合です。
もうかれこれ、7年も使っているので寿命ですね。
式根島に向かっています。
中心の噴火口です。大きいですね。抗火石の採石場となっています。
私は、こういう中心の噴火口よりも、脇から噴き出た小さな噴火口にワクワクします。
展望台に到着です。
展望台から見る式根島、神津島です。素晴らしい眺めです。
抗火石でつくったモヤイ像です。女性のモヤイ像は、モンモと言って、保母さんの像です。子育てを地域ぐるみで行っていた新島の良き伝統で、今もモンモ制度があります。
新島の保育園は、1歳の誕生日を迎える日を基準に、次の4月1日から受け入れ可能なので、それまでは保育園に預けられません。親が急用で離島するときなどは、モンモ制度を利用します。
このモヤイ像ですが、優しさの中に憂いを秘め、それでいて、芯が強くしっかりとした女性像です。この日は、初夏の強い日差しを浴びていましたが、冬などはこのモヤイ像に陽だまりのようなぬくもりを感じます。
やまなみさん、こんにちは。
返信削除菫のお花、ありがとうございます。私、これまで菫のお花がよく分からなかったので、お勉強になりました。
式根島に向かうサルビア丸、カッコいいです。
高台から見ると、式根島にあっという間に着いてしまいそうに見えますね(=^・^=)
噴火口のお写真もありがとうございます。こちらを見て、地球も生きているんだな、と思いました(*^^*)人間と一緒ですね♪
石山の展望台にも、女性のモヤイ像があるのですね。すごい。たらこ唇がかわいいです。目元はやまなみさんがおっしゃるように、憂いを帯びていますね。いつか、にっこり笑った顔も見てみたいです(^^)なんて。
yuukiさん、コメントありがとうございます。新島北側の宮塚山は岩山ですが、南の石山は火山灰で砂地です。あとから噴火した石山が大きく成長し、宮塚山と合体してつながったそうです。この石山が噴火しなかったら、新島の白い海岸も、私たちが住んでいる本村地区の平野もできなかったのです。そして、温泉もあります。このようにありがたい山ですが、現在も、噴火警戒レベル1、「活火山であることに留意」とされています。
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