2019年8月31日土曜日

式根島の猫

 いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 きょうの一枚は、式根島で出会った猫です。


 通りを歩いていると、猫ちゃんがいました。飼い猫らしく人に慣れていて、逃げませんでした。それでも、初めて見る私には多少警戒しているようです。私が声をかけると、こちらを見てくれ、目と目が合いました。そして、そのあとすぐにご覧のように、地べたにごろんと背中をこする仕草を見せました。何かしらの気持ちを私に伝えようとしているのかな。

 「(=^・^=) はじめて見る人だニャー、どこから来たんのかニャー、
無視するわけにもいかないしニャー、ちょっとおどけてみるかニャー・・・・」
という感じですかね。私を意識している様子がありありでした。

 すぐに警戒して逃げてしまう猫もいるし、やたらなれなれしくこちらにすり寄ってくる猫♡もいるし、猫もいろいろですね。猫は人間と違い、個性丸出しで自由に生きられるところが羨ましいです。

 猫なりに どうしようかと 考えて じべたにごろん 自由に生きる 

2019年8月30日金曜日

老夫婦が営む昭和食堂

 皆様、いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 きょうの一枚は、式根島にある中華料理店 上山 さんです。

 
 この通りは、式根島の中では一番賑やかな通りで、民宿、飲食店、土産店などが並んでいます。この中華料理屋さんの前を通ったところ、とても懐かしい雰囲気を感じ、きっとラーメンがおいしいだろうなと思い、のれんをくぐりました。

 中は、テーブル席が4席ほどの小さなお店ですが、すでに2組の家族連れが先に入っていて、賑わっていました。私はラーメンを注文したのですが、先客が注文したオムライスやカツカレーがとてもおいしそうでした。オムライスのケチャップライスを炒めているフライパンの音が厨房に響いていて、しっかり調理しているんだなと思いました。

 老夫婦お二人で営んでいる中華料理店。お二人ともとても気さくにお客さんに話しかけてくれ、家族連れの小さな子供たちにも笑顔であやしてくれていました。知らない人同士でも、このお店の中ではみんな一緒って感じになりました。素敵なお二人でした。

 混んでいたこともあり、ラーメンができるのが遅くなってしまって申し訳ないと、大盛りにしてくれました。胃袋そんなに大きくないのになと思いつつも、せっかくのご厚意に甘えていただきました。本当においしい昭和の味でした。なんて、私は昭和を知っていることが知れてしまいましたね。うふふ。。。

 お二人には、いつまでもお元気で笑顔溢れる中華料理店を営んでほしいと願い、店を後にしました。写真奥に見える小さなヤシの木が亜熱帯らしさを演出してくれていますね。
では、またね。

 時を経て 営む二人 息も合い 笑顔溢れる 昭和食堂



2019年8月29日木曜日

波風の造形美

 皆様、いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 きょうの一枚は、式根島の大浦海水浴場のすぐ近くの岩場です。岩に穴があいていて抜け道になっています。よく見ると奥の岩にも穴が開いています。


 通り抜け禁止になっていたので、崩れてくる危険性もあるのかなと思います。それにしてもすごいです。どうやって固い岩をくりぬいたんだろう。強い風が吹いて、荒波となり、長い時間をかけて浸食されたのですね。

 その時間の単位は私たちの感じる時間をはるかに超えた、悠久の時の流れです。人類誕生以前のはるか昔から、少しずつ、少しずつ風と波が造り上げた芸術美です。私たち人間も長い時間をかけて波風に育まれてきたのかな。

 波風が ともに造りし 岩窓に 遙かなる時 思ひ馳ぬる 

2019年8月28日水曜日

南国の赤い花

 いつも公開日記をご覧いただき、ありがとうございます。

 きょうの一枚は、南国の赤い花です。南国と言っても、新島や式根島の夏によくみられる花です。ハイビスカスかな。大きな蝶々が蜜を求めにやってきます。


 場所は、式根島の役場近くの通りです。開発センター(公民館)、郵便局、学校もあり、いわゆる官庁街ですが、のどかですね。この赤い花が、島のあちらこちらに咲き誇っていて、夏の風景を演出してくれています

 ハイビスカスの花の色は何種類かありますが、共通の花言葉は、「繊細な美」、う~ん、繊細というよりも夏の太陽そのものみたい。そしてもう一つは「新しい恋」、こちらはなんとなく納得。そして、その中でも赤のハイビスカスの花言葉は、「勇敢」なんですって。

 確かに、赤い花を見ていると、新しい恋に挑戦したくなるような、
勇敢になれるかも・・・・? でも、その繊細な美しさも 大切にしていかないとね。
何の話?ごめんなさい。

 夏の花 細やかなりし 美しさ 赤に恋して 勇気溢るる 



2019年8月27日火曜日

風にも負けず

 皆様、お早うございます。
 いや、お早うございますには、まだ早いかな。昨日は早く寝すぎて、早く目が覚めてしまいました。夜明け前の珈琲おいしいです。あとは、式根島の揚げパンがあるといいのにな・・・

 さてさて、きょうは風についてです。まずこの写真をご覧ください。


 これは式根島の神引(かんびき)展望台近くの遊歩道で撮影した這松(ハイマツ)です。写真左側だけ枝が伸びています。右側は北西の方角になるので、冬の季節風がとても強いことを物語っています。特にここら辺は風をよけるものはなく、直接吹き晒らされるんでしょうね。

 風下と同じ方向に枝を伸ばすことで命を維持しているんです。その逞しさと生きのびる知恵に頭が下がります。生まれ育った環境に文句は言わず、その厳しさを受け入れ、懸命に生きる姿って素晴らしいと思います。また、枝が片方しかないのに、幹はちゃんと垂直に立っているところもすごいです。皆様はこの画像をご覧になり、どう思われますか。

 這松の 生まれし里の 厳しさに 黙して伸ばす 風下の枝



2019年8月26日月曜日

前浜の夕日

 皆様、こんばんは。

 今日の新島は大変穏やかな一日で、海も私も凪でした。
夕日もご覧のとおりきれいに見えましたよ。水平線に沈むところまでは見られませんでしたが、雲も空もきれい、黄昏色に染まっていました。


 地元の方、観光客の方がこの時間になると海岸にやってきて、夕日を眺めています。いいな、こういう人たちも含めて、私は景色だと思います。お互いに会話はないけれど、夕日でつながっている感じです。

 花びらもそうですが、黄昏の空の色も淡いきれいな色彩です。自然は人間にはまねのできない芸術家です。空をきれいに染め上げるなんて。創造主でもあるしね。感謝と謙虚さを忘れないようにしないと。

 黄昏の 染めゆく空の 色変化 そなたも我も 景色なりけり

2019年8月25日日曜日

式根島の海水浴場

 みなさん、こんにちは。
 きょうは、新島の隣にある島、式根島の海水浴場の紹介です。まず、式根島は新島の南西に浮かぶ平らな島で、行政区は新島と同じ新島村に属します。連絡船で10分ほどで結んでいて、この連絡船も村で運営しています。

 さて、式根島の海水浴場ですが、新島の海水浴場がほぼ砂地であるのに比べ、砂地と岩場が混在しています。砂地は新島と同じ白い砂ですので、海の色は南国の海のようです。また、岩場は、水深が1~2mほどで、水中眼鏡をして海中をのぞくと、たくさんの熱帯魚、小魚をはじめ、中にはフグや50cm級の大物も泳いでいます。熱帯魚は近づいても逃げません。お友達っていう感じです。

 ついつい人間は、これは高級魚などと、値踏みをしてしまいますが、海の中で泳いでいると、魚も人間も、ともに自然の恵みを受けて生きている仲間という感じになります。このきれいな海の中で幸せに暮らしてねって、そう思わずにはいられませんでした。

 写真は、式根島の泊海水浴場です。

 竜宮に 泳いで入れば お出迎え 悠然たるや 仲間なりけり


2019年8月24日土曜日

お気に入りの花

 お早うございます。今朝の新島は、風が強く小雨模様ですが、徐々に回復し雨も風も収まりつつあります。新島には、内地ではあまり見かけない花を見ることができます。その一つがこの花です。
 

 花の名前は、通信機器で調べたんですが、分かりませんでした。どなたかご存知の方がいましたら、教えてくださいね。
 でも、いいの。花の名前が分からなくても、大切なことはこの花を見て、何かを感じることだと思うの。きれいだね。黄色と桃色の小さな花が仲良く丸く咲いているでしょ。なにより、一生懸命咲いている姿に、私幸せを感じちゃうの。
 花の名前、それは知識であり、必要なことだけど、きれいなものを見てきれいと感じることのほうが私は大事だと思うのよね。
 皆様はどう思われますか。

 名も知らぬ 何も言わずに 咲く花よ 美しきかな 幸せ心地 
 

2019年8月23日金曜日

雨、雷、風も許して



 きょうの新島は、朝から曇り空で、昼過ぎから雷が鳴りだしました。気温が急に3度も下がり、秋と夏が攻めぎあっているのかなと思います。前回のきれいな海の景色の日もあれば、今日のような嵐の日もあります。そんな日も含めて島の天気です。島を好きになるということは、嵐の日も許せるようになることかな。
 
 どんなものにも、長所と短所があります。短所を許せることで、そのものが好きになれるんでしょうね。私も短所がいっぱいあります。なかなか好きになれませんが、それを許せるようになると、自分のことが好きになれるかも。

 だれかとの出会いも、その人に何かしらの短所はあると思います。お互いの短所を許しあい、補い合える人と出会えることを、しあわせ というんでしょうね。

 嵐の後は、少しひんやりとし、空気も澄んできました。ご覧のような夕日も見られましたよ。

 お互いの 短さあれど 許し合い 補い合えば これぞ幸せ ♪ 

 


2019年8月22日木曜日

花の島 日記帳

 皆様、初めまして。やまなみ はるか と申します。

 太平洋に浮かぶ島の花と海と風、その自然のすばらしさをお伝えする公開日記です。

 まずは、見てください。この海の美しさ。伊豆諸島の新島、羽伏浦(はぶしうら)海岸です。波乗り愛好家が集う聖地でもあります。


 今、季節は夏の終わりを迎え、内地では朝晩涼しくなっているようですが、こちらはまだまだ熱帯夜です。初回は、このくらいにしておきます。では、また次回をお楽しみに。

 花の島 海風ともに 育まれ 我も同じと やまなみはるか