皆様、いつもご覧いただき、ありがとうございます。
新島には、長栄寺というお寺があります。その山門には、「開方便」と書かれた書が掲げられています。開方便とは、「方便を開く」という意味ですが、方便とは何でしょうか。調べてみると、方便とは、目的を達成させるための方策ということです。
子育てでいうと、目的は子供の自立であり、そのための方便は、親のしつけ、愛情、厳しさなどです。建築現場で言うならば、目的は建物を完成させることであり、方便は足場やコンクリートを正しく固めるための木枠などです。
方便は、目的が達成されると不要になります。子供が自立したり、建物が完成すると、それぞれの方便は必要なくなります。
したがって、開方便とは、「あなたは立派に成長しました。親から独立していきなさい。建物も完成しましたね。足場をはずしますよ。もう人として、建物として一人前です。方便は必要ありませんよ。新たな世界の扉を開けて進んでください。」という意味だと思います。
もっとも、これは私が自分で考えたことであり、お寺の僧侶に伺ったわけではありませんので、予めご了承願います。
導いて 励まし育て 独り立ち もういらないね 方便開く
導いて 励まし育て 独り立ち もういらないね 方便開く
やまなみさん、こんにちは。
返信削除開方便という言葉があるのですね。興味深いです。
子育てとは、奥が深く、人間にとっての大仕事なのですね。皆さん思い思いの建築がありそうです。
今日も、為になるお話をありがとうございます☆
yuukiさん、方便は「嘘も方便」という言葉が有名で、嘘をついてもいいような誤解があります。本来は、目的を達成させるために必要なもので、達成した後はもういらないねという意味だったそうです。奥が深い言葉だと思います。
返信削除